微生物防除剤の種類と効果の仕組み

微生物防除剤は、自然界に存在する微生物のさまざまな機能を利用して、作物を病気や害虫から保護したり、除草や、健全な成長を補助します。

微生物殺菌剤

病原菌の活動を妨げて病害を予防する

病原菌が作物に感染して病気を引き起こすためには、 作物の表面や内部に活動の足場を作る必要があります。 この足場とは主に、栄養源と住み着く場所ですが、微生物防除剤に用いられている有用な微生物は、 この足場をあたかも「いす取りゲーム」のように先に奪うことより病原菌の活動を妨げ、 病原菌の作物への感染を予防します。

トマトの葉の上に住み着いた微生物
(ボトキラーの例)

微生物防除剤が作物を病気から守るはたらき

詳細におきましては、
会員WEBサイトよりご確認ください。

日本生物防除協議会について

JBCA

日本生物防除協議会(Japan BioControl Association)は、日本微生物防除剤協議会(2006年~)および日本バイオロジカルコントロール協議会(1997年~)の合併により、2016年4月に発足いたしました。 生物農薬(天敵製剤、微生物殺虫剤・殺菌剤)及びフェロモン剤を用いた生物防除技術だけではなく、それらの技術と併用可能な化学農薬を合理的に組み合わせた「IPMプログラム」を確立し普及・啓蒙することで、持続可能な農業生産を支え、日本農業の発展に寄与することを目指します。 ご支援、ご協力いただける会員を募集しておりますので、作物保護製品・技術の製造販売および普及に取り組まれている皆様方におかれましては、ぜひご入会くださいますよう宜しくお願い申し上げます。