講演会・セミナー情報 第3回アンケート

講演者・座長
9名
招待者
7名
一般参加者
198名
合計
214名

アンケート結果

(1)属性解析

参加総数
214名
アンケート回収総数
101名
組織
  1. ①.国:2%
  2. ②.都道府県:23%
  3. ③. 独立行政法人:2%
  4. ④.大学:5%
  5. ⑤.JA:4%
  6. ⑥.各種団体:3%
  7. ⑦.民間企業:54%
  8. ⑧.個人:7%
アンケート結果:(1)属性解析 組織
業務
  1. ①.農業政策:1%
  2. ②.生産指導:19%
  3. ③.農産物生産:9%
  4. ④.食品流通・加工 1%
  5. ⑤.農業資材販売:29%
  6. ⑥.研究開発:26%
  7. ⑦.その他:14%
(1)属性解析 アンケート結果:業務

(2)IPM(総合的有害虫・雑草管理)について

設問1:現在IPMに取り組まれていますか?
  1. ①.生物農薬やフェロモン剤を組み合わせたIPMに取り組んでいる(指導を含む):74%
  2. ②.取り組んでいるが、生物農薬等は利用していない:5%
  3. ③.取り組んでいない:22%
アンケート結果:設問1:現在IPMに取り組まれていますか?
設問2:設問1で1を選ばれた方にご質問します。
生物農薬やフェロモン剤を取り入れる理由についてお答えください。
  1. ①.環境や人に優しく、環境保全型農業の実践に役立つから:27%
  2. ②.化学農薬に抵抗性の病害虫にも効果があるから:29%
  3. ③.化学農薬の使用回数に制限があるから:13%
  4. ④.有利販売につながるから:7%
  5. ⑤.将来に向けて取り組む必要があると感じているから:21%
  6. ⑥.その他:3%
アンケート結果:設問2:設問1で1を選ばれた方にご質問します。生物農薬やフェロモン剤を取り入れる理由についてお答えください。
設問3:今後生物農薬を組み合わせたIPMに取り組んでいくにあたり、知りたい情報はありますか?。
  1. ①.生物農薬やフェロモン剤を積極的に取り入れている産地や企業農場などの事例:28%
  2. ②.生物農薬やフェロモン剤を組み入れた作物別の防除暦や防除例提案:26%
  3. ③.化学農薬と生物農薬の混用事例や影響日数:21%
  4. ④.新しい生物農薬についての情報:25%
  5. ⑤.その他:7%
アンケート結果:設問3:今後生物農薬を組み合わせたIPMに取り組んでいくにあたり、知りたい情報はありますか?。

(3)本シンポジウムにについて

設問1:本シンポジウムを知った経緯
  1. ①.協議会からのダイレクトメール:33%
  2. ②.メール案内:15%
  3. ③.協議会HP:18%(21%)
  4. ④.新聞:0%(1%)
  5. ⑤.知人の紹介:23%(25%)
  6. ⑥.その他:10%(14%)※その他には、後援団体からのメール案内、会員メーカーからの案内等が含まれます。
アンケート結果:(3)本シンポジウムにについて設問1:本シンポジウムを知った経緯

情報提供にご同意いただいた方については、次回以降のシンポジウム案内等を事務局より配信させていただきます。

その他、講演内容についてのご意見も多数いただきました。

大変ありがとうございました。今後の協議会の活動に生かさせていただきます。

アンケートに記載された質問事項

JA木野ではカリフラワーも栽培されていると思います。カリフラワーでのマスタピースの導入試験等のデータがあれば拝見したいです。

JA木野ではブロッコリーと隣接してカリフラワーが栽培されているため、既に両方の防除暦にマスタピースが入っており、軟腐病に十分な効果が得られています。

フェロモン剤をどのように導入したのか(手法、協議会、生産者、行政とのかかわり方)?また、殺虫剤だけでなく殺菌剤とのかかわりもあるが労力の削減はできているのか?

フェロモン剤の導入は、国のプロジェクトがきっかけ。
当時は、フェロモン剤に助成金が付き、ハマキムシの防除に困っていた生産者は協力的だった。また、JAも生産者も、当事者はみんな若かった。これも大きいと思う。講演でも話したが、複合交信かく乱剤の導入により殺虫剤を半減させた。「殺菌剤」の使用回数は減らせないが、殺虫剤の削減により混用の組合せ楽になり、当時主流だったボルドー体系を見直すことが出来た。

アンケートに記載されたシンポジウムの感想

  • 天敵温存植物の効果判定プロセスが参考になった。
  • 共生微生物の学術的な話はなかなかまとまってきく機会がないので大変参考になった。農業への応用を考える良いきっかけとなった。
  • フェロモン導入実例についてわかりやすかった。
  • ブロッコリーの剤の実例とJAの方の生の声として貴重な情報だった。
  • 改めて現場とのコミュニケーションが大切だと思いました。ありがとうございます。
  • タバコカスミカメに関する知見が広がり大変参考となりました。
  • 質問しにくい本筋と違うところの質問をしやすく良い取り組みと感じた。
  • 具体的な活動紹介で参考になりました。またがんばってやっていこうという気持ちになりました。
  • 普及員としてどのような活動をしていけばいいか道筋を教えていただきました。勉強になりました。
  • タバコカスミカメの情報が知れてよかった。東海地方ではTY品種でないとトマトが栽培できないとまで言われている地域があるが早く現場で使用してみたい。
  • 生産者の説得から始め、産地をあげてのフェロモン剤使用は効果があるのだと知れて大変興味深かった。露地作物に応用できたら良いと思う。
  • 難防除病害への生物農薬導入事例、非常に印象的だった。推進側の理解が必要なのは納得だった。
  • 農家、行政、消費者の地域の取り組みが素晴らしいと思った。
  • 現場のことをあまり知らなかったので勉強になりました。生物農薬は生産現場と地域の方たちによって、その地域の特性や目的に応じて、応用(工夫)されて使用されていることが分かった。
  • 生物農薬が農業現場でどのように使われているか状況がよくわかりました。
  • 今まではIPM研究の発表など知識etcの”頭でっかち”の内容が多かったが、今回は現場事例の報告があり非常に有効であった。

アンケートに記載された協議会への要望

  • 化学農薬新剤の天敵影響日数の開示。
    →化学農薬剤の天敵影響日数については、都度、更新して、こちらに記載させていただいております
    (https://www.biocontrol.jp/Tenteki.php)
講演会・セミナー履歴

日本生物防除協議会について

JBCA

日本生物防除協議会(Japan BioControl Association)は、日本微生物防除剤協議会(2006年~)および日本バイオロジカルコントロール協議会(1997年~)の合併により、2016年4月に発足いたしました。 生物農薬(天敵製剤、微生物殺虫剤・殺菌剤)及びフェロモン剤を用いた生物防除技術だけではなく、それらの技術と併用可能な化学農薬を合理的に組み合わせた「IPMプログラム」を確立し普及・啓蒙することで、持続可能な農業生産を支え、日本農業の発展に寄与することを目指します。 ご支援、ご協力いただける会員を募集しておりますので、作物保護製品・技術の製造販売および普及に取り組まれている皆様方におかれましては、ぜひご入会くださいますよう宜しくお願い申し上げます。